SABJ 教師用: 聞き取り練習について

Instructor's Guide to Listening Exercises

Listening Comprehension (聞き取り練習) は日本語の会話文を聞いて、それについての質問に答える練習です。 会話文の内容はその課で習った文法項目や語彙のほかに、新しい言葉も使われています。学生の答えの正誤は、先生の判断にまかされています。例えば、下の会話において、Aさんは「家に近くて通勤が楽だ」から東京にある会社に入りたいと言っていますが、「ご両親が喜ぶからです」というような答えも正解とします。これは聞き取りの練習なので、答えに漢字がきちんと使われていなくてもかまいません。

(例)

Based on each conversation, fill in the blanks and answer comprehension questions if any.

 

1.
A: どの会社に(はい)りたいの?
B: 東京にある会社に(はい)りたいんだけど…
A: どうして?
B: うちに 通勤(つうきん)から。
A: じゃ、 (よろこ)ぶわね。

Bさんはどうして東京にある会社に入りたいんですか。

解答例の中にはその課までの既出漢字については読み仮名をつけませんでしたが、学生が認識できなさそうな漢字については原則としてすべて読み仮名をつけました。聞き取り会話の原稿はこちらです。